腹腔鏡は、お腹の壁に5mm程の切開を3ヵ所行い、その穴から器具を挿入して、手術を行うシステムです。
手術による、痛みや体への負担を軽減することが可能です。

腹腔鏡とは

腹腔鏡は、お腹の壁に5mm程の切開を3ヵ所行い、その小さな穴から器具を挿入して、手術を行うことができるシステムです。
棒状のビデオカメラを挿入することで、お腹の中の様子を拡大したモニター画面で確認することができます。
実際にお腹を開けて観察する開腹手術に比べて臓器の拡大像を確認することができ、画像を保存することで手術後にご家族もご覧いただくことができます。カメラで臓器を観察しながら、マジックハンドのような機材を用いて手術や組織の採材を行います。

腹腔鏡手術を実施している施設

久米川みどり動物病院(Tel: 042-392-0205)
ご希望の方は、ご受診をお願いいたします。手術の詳細についてご相談させていただきます。

実施可能な手術

・避妊手術
・潜在精巣摘出術
・胆嚢切除術
・腹腔内臓器の生検検査(肝臓など)

*動物さんの大きさや状態により、開腹下での手術をおすすめる場合もございます。詳細は担当医とご相談ください。

腹腔鏡のメリット

<痛みが少なく、回復が早い>
手術後の痛みや炎症は心と体のストレスとなり、治癒速度を遅くなります。

<手術後のトラブルが減少>
手術した傷を舐めたり、引っ掻いたりすることで傷を広げてしまったり、化膿したりする危険性が低下します。

<合併症の発生が減少>
開腹手術ではお腹の中の臓器が外気に触れることで、乾燥し、癒着が起こりやすくなります。癒着により胃や腸などの働きが落ちると言われていますが、腹腔鏡手術であればその可能性も低くなります。

腹腔鏡のデメリット

<手術時間の延長>
モニター画面を見ながら手術を行うため、遠近感に乏しく、手の触感を得るのが難しい手術です。そのため、通常の開腹手術と同等もしくは長時間に及ぶ手術時間が必要となる場合があります。

<費用>
通常の開腹手術に比べて、やや高額となるケースが多いです。手術内容により異なりますので、詳細は担当医までお尋ねください。