わんちゃんねこちゃんが健康に楽しく暮らせるようにしてあげる予防があります。混合ワクチン、フィラリア・ノミ・ダニの4つの予防です。初めてわんちゃんやねこちゃんと生活をすると、どんな予防が必要なのか、わからない飼い主さんも多いはずです。そこで、最低限しなくてはならない予防についてお話します。
また、この他にも狂犬病予防注射や寄生虫の定期駆虫・定期健康診断など、健康管理には必要な事が多くあります。ぜひスタッフにお気軽にご相談下さい。

ワクチン

狂犬病の予防

生後91日齢以上のワンちゃんは飼い始めてから30日以内に1回、その後は毎年1回予防注射を受けなければなりません。
現在、狂犬病に対する治療法はなく、わんちゃんも人も発症すれば致死率が100%という非常に恐ろしい病気です。狂犬病ウィルスに感染した犬の唾液から咬傷などにより感染します。狂犬病は、わんちゃんだけの病気ではなく、基本的にすべての哺乳動物に感染します。
幸い日本では、1957年以降発生していませんが、これは予防注射の徹底と厳重な検疫により守られているからです。

混合ワクチン

混合ワクチンは「狂犬病ワクチン」とは違い、法で定められたものではありません。ご家族様の任意の接種となります。
混合ワクチンは、恐ろしい伝染病から体を守るのに必要な「免疫」と呼ばれる抵抗力をつけるために用いられます。
一本の注射の中に、何種類かの伝染病を予防するワクチンが混ざっています。犬では6種、8種、ネコでは3種、5種の混合注射を当院では扱っています。
わんちゃん、ねこちゃんの注射による免疫は、1年ほどでなくなってしまいます。そして混合ワクチンに含まれている病気は、かかってしまうと命さえも脅かす非常に危険なものばかりです。大事な家族であるわんちゃんねこちゃんたちを恐ろしい伝染病から守るため、年に1回のワクチンは、忘れずに接種してあげてください!
尚、狂犬病のワクチンと混合ワクチンは一緒には打つことができません。期間を空けてからの接種になります。

フィラリア

フィラリアは犬糸状虫とも呼ばれ、蚊が媒介する糸状の寄生虫です。成虫になると大きいもので約30pにもなります。
フィラリア症に感染したわんちゃんを吸血した蚊に刺されることで感染します。
咳、元気・食欲の喪失、呼吸困難、散歩を嫌がる、お腹に水が貯まる、尿が赤くなる、痩せるなどの症状がみられます。放置すると生命にも関わる恐い病気です。
ですから毎年蚊の出現に合わせて予防が必要です。もし感染している状態で予防薬を与えると、一度に大量のフィラリアの子虫が駆除されることでショック症状を起こし、最悪の場合死に至ることもあるのでしっかりと検査をしてから予防をしっかりとしていきましょう。

注射(年1回)
1回の注射で1年間(12ヶ月)フィラリア予防ができます。
毎月お薬をあげる手間が省け、あげ忘れの心配もありません。

※体重によって接種量と料金が異なります。40kgまで接種可能です。
※体重の変動の大きい6ヶ月齢(大型犬8ヵ月齢)未満の幼犬には接種できません。
※他のワクチン等の同時接種はできません。
※別途フィラリア検査料金がかかります。

内服(月1回 5~12月)
月に1度のお薬で予防します。

※ノミ・ダニの予防が一緒にできるお薬もあります。