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みどり動物病院について

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Values

私たちの価値観

01. 獣医師・看護スタッフ、全員で支えるチーム医療

当院には多くの獣医師と看護スタッフが在籍しており、それぞれに好きなことや、得意な分野を持っています。診察内容について、獣医師同士が相談することもありますし、しつけ方法について看護スタッフと獣医師が意見を交換することもあります。整形外科の手術を行なった際には、担当の看護スタッフが経過をみながら、リハビリでサポートします。職種に関わらず、しっかりコミュニケーションをとり、チームとして機能することが大切だと考えています。

02. 症例数の多さ

私達の医院では、動物さんの健康寿命を伸ばすための様々な取り組みをしっかりとやっているので、比較的長寿の動物さんが多くいます。
一人の動物さんがいくつもの病気を抱えてケアを受けることは珍しいことではありません。一つの病気には、それぞれ教科書的な治療が用意されており、器械的な対応もある程度は可能ですが、病気が複合したときは機械的な対応は通用しなくなります。そして、動物さんの体力、性格そして、ご家族様のお気持ちや経済状況まで含めて最適解を出さなくてはなりません。ここに、臨床現場の本当の難しさと、解決に向けての面白さがあります。
また、当院には代診はいません。全員が主治医です。つまり、ご家族様から指名をうけて診察をする主治医となります。ただし、獣医師ひとりで24時間365日診察ができるわけではありませんから、チームを組んで医療にあたります。他の獣医師に引き継ぐ際には、引き継いだ獣医師がさらに「代診」としてではなく「主治医」としてさらに判断を重ねます。こうして複数の目をとおることで、見落としのない医療を実施しています。このとき他の獣医師の見落としをフォローすることもありますが、それは「患者さん、ご家族様にとって正しくあれ」を貫き隠さずに正しく対応します。

03. フラットな組織体制

現在11名の獣医師が在籍していますが、70%が5年以上、平均7. 7年の勤続年数を誇るのは、自分たちで医院を作り上げているという自負と、その思いを支える仕組みがあるからです。ご家族様、動物さんのために、自分たちはこれからどうあるべきかということを皆で考え、自分たちで医院を作り上げていく仕組みがあります。具体的には、半年に一度の話し合いでアセスメントを行い、実行計画を立てて成果を出していきます。例えば、必要な勉強会の実施や、ご家族様むけのセミナーの企画、イベントやキャンペーンなどもここで生まれています。当院では猫の譲渡会を定期的に実施していますが、これも猫が大好きなスタッフが中心になって実現しました。スタッフ一人ひとりの夢が形になっていきます。

Asking for

スタッフに求めること

01. 協調性と他スタッフへの配慮

初めて務める医院というのはとても大切です。犬や子犬時期の「社会化期」が重要で、この時期に身につけた経験や習慣が一生を左右します。私達がわんちゃんの生涯の幸せを願う第一歩として、パピークラスを本気でやっている所以です。これと同じように、社会人一歩目で身につける知識、経験、考え方はとても大切だと思っています。
動物医療の基礎や倫理観にとどまらず、仕事に対する考え方やスタンス、そして基本的な社会人スキルにいたるまで、バランスのとれた人間性を形成して初めてより良い人生のキャリアの第一歩となると考えています。専門性のみにのめり込んで学んだ結果、専門スキルはあるものの偏った考え方やそこに現れる行動から残念な結果となっている人たちを沢山みてきました。
ただ、これは私自身の考えであり、当院のスタンスなので、様々な考え方があることは承知しています。そして私達と違う考え方について、それを否定するつもりはありません。ですので、私達は特に1年目のスタッフの教育については、獣医療のみならず社会人としての今後の30年以上の人生を見据えた教育を考えて教育体制を敷いています。
当院には当院で、私達の考えやスタンスに共感してくれる獣医師に来てもらい、一緒に仕事をして夢を追いかけていきたいという思惑があります。命の尊厳を尊重する気持ちと、ご家族様の気持ちへの共感、そして最後は愛情です。

02. 余裕のある勤務体系

臨床の現場に入って3年間は死ぬほど仕事をしてください。
こんなことを書くと、ブラック企業を彷彿させるので表現が悪いかもしれませんが、これは本心です。もちろん、当院はシフトの段階で法定どおりの週40時間の勤務体系であり、残業削減に励んでおり、そして有給休暇の取得率も100%に近い状態です。ここで生まれるゆとりは、将来に向けて自己投資をするための余裕であり、良い仕事をするためのものです。やる気も体力もあるこの3年間でどれだけのことを学び、体験したかは非常に重要です。医院としては、余裕のある勤務体系を提供しますが、それに甘んじてはいけません。私達は勉強や努力を強要することは絶対にしませんが、まさに「自分」のためにこの時期の過ごし方を真剣に考えるべきです。

03. 理想の獣医師像

私達が考える理想の獣医師像は、常にご家族様のそばで、ご家族様のお気持ちにまで配慮できる医療を提供する獣医師、動物さんに対して愛情ある医療を提供できる獣医師、自分の能力を高めるために貪欲である獣医師、そしてチームワークを尊重し、社会性を備えたバランスの良い考え方ができる獣医師です。獣医療のみでなく、社会人としての規範や行動、考え方までしっかりと身につけてこそバランスの取れた優れた獣医師になれると考えています。私達の医院で学ぶということは、ありとあらゆる場面で活躍できる基礎体力を身につけることができると信じています。

Movie

採用動画

Data

データで知る

Q&A

院長に一問一答

Q

獣医師を目指したきっかけは?

A

子供の頃に飼っていた動物が病気になったときに無力さを感じました。また、粗末に扱われている動物たちを見たときに、自分ができることがあればと思い、獣医師を目指しました。

Q

仕事のモチベーションは?

A

ご家族様が喜んでくださったときのお顔と動物たちの幸せそうな顔。そして、それを提供できる仲間が増えることは大きな喜びです。

Q

院長として心掛けていることは?

A

三方芳しの精神とバランスの取れた成長です。良い医療は、良い職場環境から。正しい組織運営はご家族と動物たちに対する私の責任の一つです。

Q

病院と相性がいい人はどんな人?

A

素直な人。すぐに行動できる人。影で人の噂話をしない人(人の噂話に興味のない人)。素直な人は、すぐに行動できます。行動の結果は成功でも失敗でも、その経験が必ず自分の糧になります。百の座学より、一つの経験。この小さな積み重ねが後に圧倒的な実力の差になります。

Q

基礎系研究室ですが大丈夫ですか?

A

全く問題ありません。学校で学んできたことは大切ですが、臨床の現場で学ばなくてはならない内容の1割にも満たないでしょう。それだけ、臨床の現場で学ぶことは膨大です。スタート時には多少の差があっても、3年もすれば全く差はなくなります。実際に臨床系、基礎系ともにたくさんの新卒獣医師を育ててきましたが、3年後の実力の差は殆どありません。

Q

入社前にしておくべきことは?

A

学生のうちにしか出来ないこと。時間があるうちに、色んな所にでかけて、色んな人から話を聞きましょう。旅行もよいです。職場見学も良いです。できれば、自分の専門以外の経験も持っておいたほうがよいです。臨床のスキルをある程度がレベルに達した後に必要となるのは、人間性や器の大きさ、深さです。

Q

病院を一言で表すと?

A

パワフル

Q

今後どんな病院にしていきたい?

A

心豊かな地域社会作りの中心的存在となる動物病院

Q

今後取り組みたいと思っていることは?

A

一次病院でありながら、二次診療施設に頼らない医療レベルの向上、パピーケアからシニアケア、そしてご家族様のグリーフケアまでワンストップで提供できる医院を目指して、そこに近づくためのありとあらゆることに挑戦したいです。

Q

採用する上で大切にしていることは?

A

「一緒に働いたら楽しいだろうな」と思えるかどうかですね。

Q

求職者に一言?

A

技術や知識も大切ですが、それ以上に職業倫理や価値観は大切です。医療従事者としてのあたたかい心を育てましょう。