こんにちは。看護師の田中です。
食事補助で使うシリコンスプーンについてご紹介します。
高齢の動物さんになってくると自力でご飯を食べるのが難しく
なってくることがあります。
そのような場面で助けになるのが今回紹介するシリコンスプーンです🥄

このシリコンスプーンは名前の通り、全部がシリコンでできているため、口に当たっても痛くない・怪我しないという利点があります。
また、ヘッドが小さいので、、お口の小さな隙間から入れることが可能です。
当院でも先月導入してみたので、例を紹介します。
その患者さんはペースト状のご飯で、自分からも食べてはくれるけどうまく口に入らない、徘徊しながら目の前にあったら食べる、というような状況でしたが、たまにお口をあける仕草がありました🍚
そこで、シリコンスプーンを使ってペースト状のご飯をとり、お口の開いている瞬間に舌の上に塗りつけてみたところ上手に食べてくれました!
スプーンが歯に当たってしまったり振り向いた瞬間にほっぺに当たったりしてしまう瞬間がありましたが、特に変化はありませんでした。
最終的には、その形ですべて完食してくれました🐶
いつも私たちが使っているスプーンを使うことも可能ですが、普通のスプーンだと固く、当たってしまうと怪我をする可能性があります。
そのような場面ではこのシリコンスプーンが大活躍です!
もし、見てみたい、使ってみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお声がけください!
