9/1は防災の日でしたね。
今年は関東大震災から100年とのことで、世間全体で防災への意識も高まっているように思います。
大雨は様々な要因で発生し、時に大きな被害をもたらします。
最近でも九州地方の大雨をニュースで見る事があると思いますが、とても他人事とは思えないですよね。
日頃から大雨に備えていざという時に適切な行動がとれるように心構えをしておきましょう。
その時に飼い主さんが落ち着いて身を守れないとペットも守る事ができないのでしっかり行いたいですね。
・ハザードマップや避難場所の確認をする。
・溝や雨どいの掃除をする。
・浸水に備えて土のうや水のうを用意する。
・非常用グッズを確認し、一緒に生活しているペットの備えもしておきましょう。
・日頃からキャリーケース(プラスチック性が望ましい)にスムーズに入れるよう、 短時間で少しずつおやつなどで誘導する事を何度もやっていき最後はキャリーケースの蓋を閉めても落ち着いていられるようにしましょう。
・ワクチン接種、ノミダニ予防 避難場所によっては多数の動物が集められた状態になります。病気の感染予防のため、また避難所の衛生保持の為にもノミダニを予防し、常に清潔にしておきましょう。
・普段のしつけをしっかりしておきましょう。避難場所やその他の預かり場所で動物さんが困らないようにケージにならす、無駄吠えをさせないなど。
しかし1番大事なのは、どんな場面でも精神的に安定していられる事だと思います。
・避妊去勢。避難所ではたくさんの動物さんが集まります。トラブルにならないため、病気を未然に防ぐためにも避妊去勢手術は済ましておきましょう。
・マイクロチップや名札の装着。マイクロチップが入っているかいないかでは福島の震災の時に飼い主の元へ戻れるか大きな差が出たそうです。
・フード、飲料水、薬 常に7日間分のストックしておくといいでしょう。
・トイレ用品、衛生用品などの用意。ペットシーツ、猫砂、トイレ、タオル、新聞紙、ウエットティッシュ、ブルーシートなど。
・飼育メモや写真 飼い主さんの連絡先、病歴、かかりつけ病院名、ご飯の好みや健康状態や写真。 離れてしまった時や逃走してしまった時に探す手がかりになります。
いざという時にペットを守れるのは飼い主さんだけです。
普段から備えて準備しておく事をおすすめします!
看護師 鈴木 香代子