こんにちは!
看護師の田中です。
現在、ヒトでも高齢化社会が取り上げられていますが、今後動物さんたちにも同じ高齢化社会が予想されています。
今、若くてもいつかはシニアになります。
そこで今回は高齢動物さんに出てくる多くの変化についてお話しさせていただきます。
まず、高齢期(シニア期〜ハイシニア期)に入った動物さんにはどのような変化が出てくるのか気になったことはありませんか?
以下によくある変化の特徴をお伝えさせていただきます。
◯見た目の変化
・体毛の変化
・体重の増減
・毛つやの変化
・毛量や換毛期の変化
・尻尾が下がっていることが多い
・表情が乏しくなる
・身体が丸まってくる
◯性格の変化
・聞こえているが無視
・甘えてくることが増えた
・以前より怒こらないor怒りっぽくなった
・我慢が出来なくなった
・こだわりが強くなる
・食欲、好みの変化
・認知能力の低下が見られる行動
・喜怒哀楽がほぼない
◯行動の変化
・よく眠る、ほぼ1日眠る
・ご飯が食べにくそう、食べこぼしが多い
・動きがゆっくり
・粗相が増える
・気候に敏感
・歩行の変化
・いきなり触るとびっくりする
・徘徊する
・隙間に入ると出られない
・昼夜逆転
・自力で立ち上がるのが難しい
といったポイントが挙げられます。
私にはもうすぐ10歳になるわんちゃんがおります。
年齢だけ聞くとやはり高齢だねとなりますが、本人を目の前にしてみると本当に10歳?と思うほど遊んだりしています。
それでもやはり、性格がかわったり、良く寝ることが多くなってきたり、気候に敏感になったりしているので、見た目は変わっていなくてもシニア期には入ってきているんだなと感じます。
今後、いざ介護が必要になったという時に、私も動物さんのいるご家族様もすぐに対応できるように多くのことをお伝えしていきたいと思っています。
動物さんのことでもご家族様のことでも、小さなことからお気軽にご相談ください!
看護師 田中