当院には患者として通院していました。当時、うちの愛犬(シェットランド・シープドック)が皮膚病を繰り返していたのですが、こちらの先生に原因を診断していただき、シェルティーに多い甲状腺機能低下症であることを診断していただきました。その後、治療をはじめてすごくよくなりました。その経験から自分も動物たちの力になりたいと思うようになり、愛玩動物看護師を目指すきっかけとなりました。愛犬の通院時にアルバイトで働かせていただけないか相談したところ、ちょうど募集していたので、学生時代からアルバイトとして働き、そのまま正社員として採用していただきました。
教育システムが他の病院に比べ、しっかりしているところです。電話のトレーニングや患者様へのお薬のお渡し、受付トレーニングなど、患者様に関わる所は回数を重ねてトレーニングしていきます。ここまで、丁寧にトレーニングしてくれる病院は珍しいのではないかと感じています。
他の病院に比べて幅広く業務をまかせてもらえるところです。受付や保定、入院看護、検査などが看護スタッフの仕事になるかと思いますが、リハビリテーションやパピークラスなど、幅広い業務を任せてもらえます。様々な症例の動物たちが来院されるので、働いていると自然に学びの場になります。
仕事を任せてもらえることが増えた時に成長を感じました。処置や保定など今の自分にできることを沢山経験していき、スキルや知識が身に付くことでより多くの患者様に貢献していきたい気持ちで頑張りました。
電話対応です。働き出すまでは電話対応をしたことがなかったため、相手が見えない状況での会話に苦戦しました。足りない日本語力は本を買って学び、先輩方にもたくさん練習に付き合っていただき、乗り越えることができました。
動物看護師も2023年度から国家資格化されたので、より幅広い仕事・業務を行うことができるようになります。より多くの動物達の命を救うスタッフの一員となれるように頑張ります!
※2023年3月時点のインタビュー内容になります。
週40時間換算で、1ヶ月で160時間の勤務時間になるように、シフト調整がされています。早番、フル番、遅番の3つの出勤形態で調整されています。
7:50 | 出社・準備 |
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8:00 | 入院動物たちのお世話、お散歩、入院室環境整備 ※シフトによって担当は異なる |
8:30 | 環境整備(10分間) |
8:40 | 朝礼・申し送り |
9:00 | 午前診療開始(AD・検査・入院・担当に分かれて従事) |
10:00 | 入院動物たちの点滴管理・明細入力・検査・処置 |
12:00 | 午前診察終了 |
13:00 | お昼休憩(1時間) |
14:00 | 麻酔・検査など |
15:40 | 昼礼・申し送り |
16:00 | 午後の診療開始(AD・検査・入院・担当に分かれて従事) |
17:30 | 入院動物たちの点滴管理・明細入力・検査・処置 |
19:40 | 終礼・申し送り・入院舎チェック |
20:00 | 退社 |
1年目
保定やグルーミングなどの処置から始まり、一つ一つにおいて先輩のチェックがあり合格を目指します。
2年目
分院出勤に向けて、様々なことの独り立ちを目指します。また、個人の気になる専門分野を学び始めました。
3年目
幅広い業務を任されるようになります。この頃には採血なども勉強していきます。
5年目
ADという病院の中の司令塔の役割を任されるようになります。病院の中の状況把握なども必要となるので、やりがいがあります。